お花がある灰色背景の画像

保険診療
各症状について

多汗症について

汗には、体温調節、湿度調整、免疫など大切な作用がたくさんありますが、日常生活で困るほどの大量の汗をかくことを多汗症といいます。
多汗症は、皮膚疾患の中で一番QOL(生活の質)が下がる病気の一つと言われ、日常生活で大きなストレスになる病気です。

手汗や脇汗で悩まれている方はとても多いです。
日本人に10人に1人は多汗症で、決して珍しい疾患ではありません。
そのうちの約60%が原発性腋窩多汗症です。

また、日本では20人に1人の割合で原発性腋窩多汗症の患者さんが存在していますが、病院の受診率はわずか4.4%、多汗症が保険で治療できるのを知っているのはわずか10%です。
原発性腋窩多汗症の治療は、2000年以前は保険では手術しかありませんでしたが、2020年以降はシートタイプやゲルタイプなどの外用薬が登場し、この数年で一気に病院・クリニックでの多汗症の保険治療の選択肢が増えました。

当院では、保険診療による多汗症治療がありますので、お気軽にご相談ください。

こんなお悩みありませんか?

●汗が気になり仕事や勉強に集中できない
●脇の匂いが気になる
●汗染みが気になり洋服を選びにくい
●汗が気になり手を繋げない
●紙を触るとシナシナになりがち
●電車の吊り革を持つときに脇が気になる
●携帯電話などが汗で滑る

上記のようなお悩みを抱えている方は、ぜひ以下の治療薬をご検討ください。

ダミー

アポハイドローション

アポハイドローションについて

アポハイドローションとは、手汗や脇汗でお悩みの方にオススメの治療薬です。
オキシブチニン塩酸塩を有効成分とする塗り薬で、日本初の保険適用の原発性手掌多汗症治療薬として2023年6月1日に発売されました。

オキシブチニン塩酸塩は、エクリン汗腺に発現するムスカリン受容体にオキシブチニンが結合することで抗コリン作用を有することにより、発汗を抑制します。
アポハイドローションは、閉塞性隅角緑内障と前立腺肥大症の方は使用できません。

■アポハイドローションの使い方

用量は1日1回、就寝前に適量を両手掌全体に塗布します。1回の塗布量は、5プッシュ分が目安になります。

■アポハイドローションのよくある質問

ダミー

ラピフォートワイプ

■ラピフォートワイプについて

ラピフォートワイプとは、脇汗でお悩みの方にオススメの治療薬となります。
有効成分のグリコピロニウムは、汗腺細胞のムスカリンM3受容体に結合し、アセチルコリンの作用を阻害することで制汗作用を発揮します。

1回使い切りのワイプ製剤で、簡便かつ衛生的に使用することができます。
1日1回、薬液を両腋窩に塗布することで、わき汗症状に対して効果を示します。
ラピフォートワイプは、閉塞性隅角緑内障と前立腺肥大症の方は使用できません。

■ラピフォートワイプの使い方

1日1回、以下の手順で両脇に塗布します。

※使用年齢:9歳からのご使用が可能です。

■ラピフォートワイプのよくある質問

ダミー

エクロックゲル

■エクロックゲルについて

多汗症の原因となる汗は、エクリン汗腺から分泌されます。エクリン汗腺は交感神経により調節されており、アセチルコリンがエクリン汗腺のムスカリン受容体サブタイプ3(M3)を刺激することにより発汗を誘発すると考えられています。

エクロックゲル5%の有効成分であるソフピロニウム臭化物は、M3を介したコリン作動性反応を阻害し発汗を抑制します。
エクロックゲルは、閉塞性隅角緑内障と前立腺肥大症の方は使用できません。

■エクロックゲルの使い方

※使用年齢:12歳からのご使用が可能です。

■エクロックゲルのよくある質問

保険診療に戻る

Contact

お問い合わせ・ご予約

診療時間
9:00〜12:00 診療できる 診療できる 診療できない 診療できる 診療できる 診療できる
14:00〜17:30 診療できる 診療できる 診療できない 診療できる 診療できる 診療できない
△:代診
休診日:水曜午後・土曜午後・日曜・祝日
住所
〒790-0962
愛媛県松山市枝松6-12-10
マップ
Google map

※美容施術に関しましては、未成年の方は保護者の方の同意が必要ですので一緒にご来院ください。