光線療法について

保険適応の疾患

・乾癬
・類乾癬
・掌蹠膿疱症
・菌状息肉腫
・悪性リンパ腫
・慢性苔癬状粃糠疹
・尋常性白斑
・アトピー性皮膚炎
・円形脱毛症

治療方法

症状にもよりますが、基本的には週に1～3回ほど定期照射を行います。
初回は低容量の出力で照射し、徐々に照射量を増やしますが、副作用として日焼け・赤み・ヒリヒリ感・色素沈着・水疱などが数日間生じる場合もあります。
また、紫外線に弱い方は初回からでも上記の様な副作用が生じる場合もあります。

効果は症状や個人差により異なりますが、痒みなら初回から感じることが多いです。
湿疹・掌蹠膿疱症などは、3回～10回目くらい、乾癬は10回目くらいの照射で体感できるかと思います。
治療期間は2ヶ月～半年かけて行う方が多く、効果判定の治療回数は30回程度が目安とされています。

治療の流れ

◆STEP1

まずは、診察を行い照射範囲や強さを決めていきます。
治療部位や大きさなど、患部の症状によって治療の回数は変化しますので、診察の際に治療方法や効果、治療回数、費用などと併せて詳しくご説明させていただきます。
気になることやご不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。

◆STEP2

目を保護するためにゴーグルを装着します。

◆STEP3

エキシマライトを照射します。所要時間は1ヶ所数十秒ほどで、痛みは特にありません。
週１～3回の通院で定期的に治療を行うことを推奨しています。

光線療法の注意事項

・赤みや色素沈着を起こしてしまう場合があります。
・照射後の皮膚の状態を確認しながら、照射量を調節していく必要がありますので、必ず診察が必要です。
・日光や紫外線に過敏症の方、ペースメーカーを装着されている方、皮膚悪性腫瘍の既往のある方、免疫抑制剤を使用されている方は光線療法を受けることはできません。

よくある質問

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