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美容診療
各症状について

ほくろ・いぼ

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ほくろについて

ほくろ(色素細胞性母斑:しきそさいぼうせいぼはん)は、生まれつきあるものから知らない間に現れるものまで様々です。
形は扁平なもの、ドーム状に隆起して毛を伴うもの、柔らかいもの、成長と共に徐々に大きくなってくるものなどがあり、色も黒色や茶褐色、青灰色など様々です。

ほとんどのほくろが問題のない良性のものですが、時にはほくろのがん(メラノーマ:悪性黒色腫)や、基底細胞がんなどの場合もあります。
急に大きくなるほくろ、色に濃淡がある、左右非対称、境界が不明瞭、触っていないときに出血するなどの症状があるときは、早めの受診をお勧めします。

また、顔にできるほくろは目立つ場合も多く、気にされている方も大勢いらっしゃいます。
少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

ほくろとは

一般的にイメージされる小さな黒いほくろ(小型:1.5cmまで)は、赤ちゃんの頃にはありませんが、3~4歳頃から母斑細胞が増殖し、成長とともにはっきりとしてくるもので、ピークは20~30歳頃で、大きく盛り上がって毛を伴うこともあります。
成人してから出てくることも多くあり、体質的にほくろが多い人もいます。
生まれたときから1.5cm以上の大きさでほくろがある方もいます。

ほくろの種類

境界母斑

表皮と真皮の境界部分に現れるほくろです。
見た目は黒く平坦で、ほくろ自体は小さめで薄いのが特徴です。

真皮内母斑

真皮内にほくろ細胞が増えているほくろです。
ほくろの形状は顔では黒く半球状に盛り上がって、毛を伴うこともあります。
体に柔らかくぼこぼこして茎があるでっぱりとして出てくるほくろもあります。

複合母斑

境界母斑と真皮内母斑の混合型と呼ばれるほくろです。
表皮と真皮の接合部分からより深い部分にできるほくろです。
子供のほくろの多くが複合母斑であり、見た目は境界母斑よりもやや黒く濃いのが特徴です。

■メラノーマ:悪性黒色腫

メラノーマは皮膚がんの一種です。
皮膚の色素をつくる細胞が、がん化したものです。
体の見える部分以外に眼球、鼻、口内、肛門部などの粘膜にできることもあります。

■基底細胞がん

表皮の最下層である基底細胞ががん化したものです。
黒い出来物が傷(潰瘍化)になっていたり、毛細血管拡張を伴っていたりします。

いぼについて

いぼとは、皮膚の一部が盛り上がっている小さなできもののことです。

ウイルス感染が原因でできるいぼと、紫外線や加齢が原因でできるいぼの2種類あります。

治療としては、液体窒素(保険診療)で治療することが多く、いぼの種類・大きさ・部位などによっては、炭酸ガスレーザー(自費診療)を使用することで、短期間で治療ができ痕も綺麗になる場合もあります。

いぼの原因

ウイルス感染が原因でできるいぼは、傷口などからウイルスが侵入し、皮膚感染することで発症します。

一方、紫外線や加齢が原因でできるいぼは、ウイルス感染ではなく長年の紫外線や、加齢による皮膚の老化、洋服の摩擦による刺激などが原因で起こると言われています。突然起こるものではなく、年月をかけて徐々にいぼができるのが特徴です。

いぼの種類

ウイルス感染が原因のいぼ

尋常性疣贅

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は、表面がザラザラし肌色や褐色のいぼです。
自覚症状がほとんどないのが特徴で、子どもにできやすく傷つきやすい手足に多く見られます。他人にうつすウイルス性疾患となりますので早めの治療をおすすめします。

尖圭コンジローマ

陰部にいぼが出現します。性感染症の一種でパートナーにセックスでうつるので早めの治療をおすすめします。

伝染性軟属腫(みずいぼ)

子どもに多く見られる小さな肌色のポツポツしたいぼです。いぼの中に白い芯があり、その中にウイルスが多く含まれています。乾燥した皮膚にうつりやすいので、全身をしっかり保湿することが重要です。

紫外線や加齢が原因のいぼ

脂漏性角化症(老人性いぼ)

脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)は、長年の紫外線の影響や皮膚の老化が原因でできるいぼです。特に顔面、頭部、前胸部、背部に多く見られ、時間が経つにつれ大きくなり数も増える場合が多いです。

首いぼ

首いぼは、皮膚が薄くて弱い部分にできやすいのが特徴で、30代以降でみられることが多く加齢とともに数が増え目立ってきます。

おすすめの治療

当院では、皮膚科専門医が一人ひとりの患者様の症状やご要望をお伺いした上で、最適な治療をご提供致します。
ほくろの治療は基本的に自費診療となります。

ほくろ・いぼに関して気になる事があれば、お気軽にご相談ください。

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